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2006.11.02

実家の猫が

実家の弟から携帯にめずらしく電話があった。

『ミーちゃんが死んだんよ。』

ミーというのは実家で飼っていた猫の名で
生まれて今年で21才にる長寿な猫だった。

随分前から老体なのは目に見えており
2ヶ月くらい前にはついにオシメをするほど
ヨボヨボしていたらしい。
で、3日前くらいからよく食べていた餌も食べなくなり
野太い鳴き声も聞かなくなり、
いつもの猫用のホットカーペットの上から動かなくなったという。
そしてそのまま息を引き取った。

死因はおそらく老衰。
病気で苦しまなかったのはよかった。

正直、自分は家を出て10年以上経っているし
たまに実家に帰ったときでも
見た目の老体ぶりで『もうそろそろか?』とも思っていたので
驚きはあったが悲しくはなかった。

しかし市川家のひとつの歴史がまた幕を閉じた感があり、切ない。

自宅の庭で妹に拾われたのは
俺がまだ9歳。小学校3年生だった。
それから兄弟はみな成長し、親も年を取り、
18の時に親父が倒れ、20の時に死んだ。
俺は沖縄の大学へ行き、上京して漫画家に。
妹は結婚して2児の子供を持つ母に。
弟は地元で就職し立派に働いている。
母は父が死んだ後、布絵の才能を開花させ
様々な場所で個展を開いている。

その移り変わりの全てをミーはずっと家で見続けていたのだ。
しかしウチの家族の誰よりも後に生まれたのに死んで行った。

ミーの可愛いしぐさに家族が笑い、助けられたことは
数え切れないほどあったよ。
今までありがとう。安らかに眠ってください。









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